中国人民元:17年ぶり高値-欧州危機懸念の後退で需要回復

中国人民元は11日、ドルに対して 17年ぶり高値を付けた。欧州の政策当局が債務危機を食い止めるとの 楽観的な見方で、高利回りの新興市場国資産への需要が回復した。

建銀国際証券のエコノミスト、林樵基氏(香港在勤)は、「欧州債 務危機への懸念が和らぐにつれて、投資家が再びドル以外の資産に目 を向けつつある。上昇見通しと中国の力強い成長を考えると、人民元 は最良の選択肢の一つであり得る」と述べた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上 海時間午前10時24分(日本時間同11時24分)現在、前日比0.1%高 の1ドル=6.3451元。一時は6.3375元と、公定・市場レートを統合し た1993年末以来の高値を付けた。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、元の中心レートを前日より

0.16%元高方向の1ドル=6.3483元に設定した。これは05年7月以来 の元高水準。

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