英ヴァージン航空:ルフトハンザ傘下BMIとの統合視野に戦略検討

英ヴァージンアトランティッ ク航空は、ドイツのルフトハンザ航空傘下の英ミッドランド航空(B MI)との事業統合を視野に戦略を練っている。

ヴァージンのスティーブ・リッジウェー最高経営責任者(CEO は11日のロンドンでのインタビューで、「BMIは事実上売りに出 されているも同然であり、当社はそのプロセスに関与している」と述 べ、「両社の事業を統合させる方法があるのか見極めたい」と語った。

ルフトハンザのクリストフ・フランツCEOがBMI売却の可能 性を示唆したことを受け、ヴァージン創業者のリチャード・ブランソ ン氏は10年余り前に示したBMI取得の意向をあらためて表明して いる。競合するブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は先月、BM Iが保有していたヒースロー空港の発着枠6本を取得した。

ヴァージンが運航する長距離路線とBMIの短距離路線網が統合 されれば、BMIはヒースロー空港で最大手のBAに次ぐ航空会社に なる。リッジウェーCEOは2005年の時点で、「合理性」を考慮す れば、両社の統合は「航空業界で最大の未成立案件と言えよう」と述 べていた。

同氏はこの日のインタビューで「BMIの未来に関心がある」と 発言。「両社の業務はお互いを補完するものだ。ここからは、その可 否と株主の利益を見極めなくてはならない。現時点では何も決まって いない」と述べた。