TOPIX見直しで明暗、ファナックや洋シヤタ株急伸-丸善急落

東京証券取引所が7日にTOPI Xの定期見直しを発表したことを受け、ニューインデックスシリーズ や浮動株比率の変更に該当する一部銘柄の株価変動が大きくなった。

TOPIXニューインデックスシリーズで、時価総額と流動性上 位の30社で構成されるコア30に追加されるファナックは、一時前週 末比5.6%高の1万1590円まで急伸。メリルリンチ日本証券などで事 前に新規採用は予想されていたが、アクティブ運用での組み入れ需要 が拡大する、との期待感が先行した。実施日は10月31日。

一方、28日引け後に実施予定のTOPIXの浮動株比率見直しで は、従来に比べ個別銘柄ウエートが上昇するとメリル日本証や大和証 券キャピタル・マーケッツが指摘したNTTが、組み入れ需要増加へ の期待で4%高の3820円まで上げ幅を拡大。同じくソニーが5.9%高 の1498円、伊藤忠商事が6.1%高の770円、国際石油開発帝石が4.1% 高の49万円まで買われた。

両証が、今回の見直しによる売買インパクトが最も大きいと指摘 した東洋シヤッターは、一時8.9%高の330円まで急反発。このほか、 パナソニック電工インフォメーションは7.1%高の2149円、ファンケ ルは5.8%高の1162円まで上げた。

丸善CHI、大塚HDにマイナス影響

半面、メリル日本証が、売りインパクトが大きいと試算した丸善 CHIホールディングスは需給悪化懸念で11%安の262円と急落。午 後2時20分現在、東証1部値下がり率首位となっている。個別銘柄ウ エートが低下する大塚ホールディングスは、一時4.9%安の1999円ま で売られた。