NY原油(10日):上昇、2週間ぶり高値-独仏が危機対策表明で

ニューヨーク原油先物相場は 2週間ぶりの高値に上昇した。ドイツとフランスの首脳が欧州ソブ リン債危機を食い止める決意を表明したことが背景。

ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は前日、域内 銀行の資本増強計画を11月3日までにまとめると明らかにした。こ の発表後、ユーロはドルに対して急伸した。7日に発表された米雇用 統計では、非農業部門雇用者が予想以上の伸びとなった。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨーク) のブローカー、トム・ベンツ氏は「楽観的な見方が戻りつつある」と 指摘。「欧州債務に関する懸念のほか、米経済がリセッション(景気 後退)に向かいつつあるとの不安が後退しているため、原油は上昇す るだろう。こうしたニュースは需要が拡大する兆候だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比2.43ドル(2.93%)高の1バレル=85.41ドルで終了。終 値では先月21日以来の高値となった。

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