7月合意の救済策、ドイツの修正要求に対しECBは反対-関係者

7月21日のユーロ圏首脳 会議(サミット)で合意したギリシャ支援を含む一連の救済策につ いて、ドイツが修正を求めているが、欧州中央銀行(ECB)はこ れに反対している。ECB当局者が明らかにした。

匿名を条件に述べた同当局者によると、ECBは先週発表し た声明の中で、ドイツが主張する欧州内銀行のヘアカット(債務減 免)拡大に対して、ある一文を挿入した。その一文とは、トリシェ ECB総裁が先週、ベルリンで開かれた記者会見で述べた、7月サ ミットでの合意事項を「ユーロ圏内の全政府がすべての項目にわた って完全に履行することを」強く求めるというものだ。

メルケル独首相とサルコジ仏大統領は9日、域内銀行の資本増強計 画を策定すると公約した。7月に合意した救済策は、ギリシャ国債保有 者に21%のヘアカットを求めている。