PIMCOのボールズ氏:欧州の危機対応は不十分、国債投資に二の足

世界最大の債券ファンドを運 営する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMC O)の欧州ポートフォリオ運用責任者、アンドルー・ボールズ氏は、 欧州の財政難について域内当局の対応は不十分であり、投資家は欧州 ソブリン債への投資に二の足を踏んでいるとの見解を示した。

ボールズ氏はブルームバーグ・テレビのインタビューで、「さら なる財政統合と成長促進へ向けて欧州は中期計画を必要としている」 と指摘。「誰もがギリシャのデフォルト(債務不履行)を予想してい る。波及を防ぐ計画が必要であり、それは信頼に足るものでなければ ならない」と述べた。

ドイツのメルケル首相とフランスのサルコジ大統領は前日のベル リンでの会談後、7月に決定された救済策に代わる銀行増資計画の策 定を約束した。7月に合意した救済策は実行が待たれている。

ボールズ氏は、欧州の構造問題に取り組むことなく銀行増資を行 う計画は「不十分」だと主張した。