ウォール街のプロ:業界のボーナス縮小を予想、自身は別格か-調査

ウォール街で働く金融のプロたち は今後3年に業界のボーナスの規模が縮小する可能性が増加する可能 性よりも高いと考えている。求職サイトのeファイナンシャルキャリ アズ・ドット・コムの調査で分かった。

米国での電子メールでの質問に答えた1098人の約80%が今後3 年に業界でボーナスが増えるとは思わないと回答。46%は減少すると 予想した。eファイナンシャルが10日、調査結果を公表した。自身 のボーナスについては約41%が今年増えると予想。減少予想は30% だった。

ヘッジファンドと専門的なブティック型銀行からの回答者の半数 は今年のボーナスが昨年を上回ると予想。商業銀行といわゆるバルジ ブラケット(巨大投資銀行)の従業員では増加を予想したのは36%で、 38%が減少を見込んでいる。

ロッチデール・セキュリティーズのリチャード・ボーブ氏らアナ リストは、トレーディング収入が2四半期連続で減少したとみられる ことから大手米銀のボーナスが減ると予想している。

eフィナンシャルの北米担当マネジングディレクター、コンスタ ンス・メルローズ氏は発表資料で、採用ペース鈍化や的を絞った人員 削減の中でも「金融機関は最良の人材については手厚く遇する必要が ある。そういう人材は失望すれば他社に移る機会が幾らもあるからだ」 と指摘した。

市場環境が最大の懸念材料

調査では約92%が今年、何らかのボーナスを受け取れると見込ん でいた。調査は9月20日-10月3日にかけて実施された。投資銀行と 商業銀行、ヘッジファンド、資産運用会社のフロントオフィスとサポー ト部門を対象に調査した。

向こう3年について業界のボーナスが増えると予想した割合は 20%と昨年調査の34%から低下した。市場環境を最大の懸念に挙げる 回答は68%(昨年は59%)に増えた。

-Editors: Rick Green, William Ahearn

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