米ネットフリックス:事業分離計画を撤回、株価一時9.6%急伸

10日の米国株式市場で映画 レンタルの米ネットフリックスが一時、9.6%高まで上昇した。同社 はこの日、3週間前に発表したDVD郵送レンタル事業とオンライン での映画ストリーミング事業の分離計画を撤回した。

ニューヨーク時間午前10時11分現在、ネットフリックスの 株価は前週末比6.97ドル(6%)高の124.182ドル。一時は

128.50ドルと、日中としては1月27日以来の大幅高を記録した。 事業分離計画を発表してから先週末までに同社株価は24%急落した。

ネットフリックスは9月18日に事業分離計画を発表したが、 サービス利用者からは反対の声が上がっていた。

タンジェント・キャピタル・パートナーズのゼネラルマネジン グ・パートナーのボブ・ライス氏は「リード・ヘイスティングス共同 創業者兼最高経営責任者(CEO)は過ちに気付き、その修正に努め ている」と述べた。

10日の発表資料によると、ネットフリックスは今後もウェブ サイト上でDVDレンタルと映画ストリーミングの両サービスを提供 していく。

ヘイスティングスCEOは「当社が提供しているシンプルさを 消費者が評価している。当社はそれを尊重する」と述べ、「当社が何 年にもわたって得意としてきた迅速な動きと、速過ぎる動きというの は別物だろう。今回は速過ぎる行動を取ってしまった」と説明した。