香港株(10日):ハンセン小動き、中国の不動産株と中国石油化工安い

香港株式相場は小動き。ただ 不動産値下がりを懸念して中国本土の不動産株が下げたほか、中国政 府が燃料価格を引き下げたことから、中国石油化工(SINOPEC、 386 HK)が売られた。

中国南部の広東省で不動産開発を手掛ける雅居楽地産(アジャイ ル・プロパティ・ホールディングス、3383 HK)は8.8%安。中国 政府系の不動産開発会社、中国海外発展(688 HK)は3.5%下げ た。同じく政府系の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド、1109 HK)も3.4%安。

SINOPECは4.4%安。燃料値下げに加え親会社がカナダ の石油・天然ガス会社買収で合意したことも売り材料となった。中国 当局は今年初の燃料値下げで、ガソリンとディーゼル油価格を1トン 当たり300元引き下げた。中国国家発展改革委員会(発改委)が発 表した。ペトロチャイナ(中国石油、857 HK)は1.4%安。

ハンセン指数は前週末比4.05ポイント高の17711.06で終 了。一時は1.5%下げていたが引けにかけて持ち直した。46銘柄中、 上昇は23銘柄、下落は20銘柄、3銘柄が変わらず。ハンセン中国 企業株(H株)指数は0.2%安の8869.55。

京華山一の調査担当責任者、キャスター・パン氏(香港在勤)は 「不動産は目先、値上がりが見込みにくくなっており、買い手は今す ぐ購入することに前向きではない」と指摘。「中国政府はまだ不動産 価格修正の途中で、値上がりを容認しないだろう。香港市場は先週の 反発からの修正に直面するかもしれない」と話した。先週のハンセン 指数は週ベースで0.7%高と、5週ぶりに上昇していた。

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