【ECB要人発言録】物価安定に必要なことを常に実行-トリシェ総裁

10月3日から10日までの欧州中 央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言者の 氏名をクリックしてください)。

<10月7日> ゴンサレスパラモ理事(ラジオ局インテレコノミアとのインタビュー で):ECBは政策金利が現状で十分低いと判断した。

<10月6日> トリシェ総裁(ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで): ECBは引き続き責務を忠実に遂行するだろう。物価安定に必要と判 断されることを常に実行する。

非伝統的措置に関する非常に重要な決定を下した。現在の状況におい て極めて重要であると確信する。

トリシェ総裁(政策決定後の記者会見で):金融市場で続いている緊張 と資金調達環境への望ましくない影響が、7-12月(下期)のユーロ 圏の経済成長ペースを鈍らせる公算が大きい。強い下振れリスクがあ るが、金利は低い。

利下げと金利据え置きのそれぞれの利点と問題点について協議した。 長い議論の末に総意によって据え置きを決めた。

<10月4日> トリシェ総裁(ブリュッセルでの議会公聴会で):最近の協議はとりわ けソブリン債と財務危機への対応に重点が置かれており、ユーロ圏の 物価安定を維持することがECBの責務であることが時折忘れられて いる。

今年下期のユーロ圏の実質域内総生産(GDP)成長率は非常に 緩やかなものになるとみている。

<10月3日> ノボトニー総裁(ウィーンでの会議で):銀行に追加流動性を供給す る余地は十分にある。銀行には担保として中銀に差し出す資産が十分 にあるからだ。期間が長めの流動性が市場で確保しにくいのは問題だ。

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