米カルパース:投資担当者への賞与支給額、10年は33%増の440万ドル

米最大の公的年金基金のカリフォ ルニア州職員退職年金基金(カルパース)が投資担当者に支給した業 績手当は昨年440万ドル(約3億4000万円)となり、前年比33%増え た。

公文書の公開請求で公表されたデータによると、カルパース(運 用資産2180億ドル)は、債券部門のシニアポートフォリオマネジャー、 トム・マクドナグ氏に21万2063ドルを支給したのをはじめ、16人の 従業員に10万ドル以上のボーナスを支払った。

カルパースは株式やプライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資が好調で、11年6月期の運用成績はプラス20.7%と、14年ぶりの 高水準を記録した。賞与は3年間の運用成績に基づいて決まる。

カルパースの広報担当ブラッド・パチェコ氏は「足元の財務環境 を踏まえ、カルパースは該当する従業員の給与増額を半分にカットし たことに留意することが重要だ」と述べた。マクドナグ氏の賞与につ いては、2009年に勤務していなかったため、同年にカルパースが出し た損失の影響を受けなかったと説明した。