ブラジル株(7日):反落、週間ベースは3週連続の下げ-6月以来最長

【記者:Alexander Cuadros】

10月7日(ブルームバーグ):7日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が反落。週間ベースでは3週連続の下落となり、6月 以来最長の下げとなった。ブラジルが比較的小幅な利下げにとどめる ことで内需拡大が限定的になる可能性があるほか、欧州債務危機が世 界の経済成長を鈍化させるとの懸念が広がった。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)が収益予想を引き下げたブラ ジル石油公社(ペトロブラス)が下落。商品相場がこの日の上昇分を 失ったことを受け、鉄鉱石生産のMMXミネラサン・エ・メタリコス を中心に商品株が下げた。インフレ加速で金利先物利回りが上昇した ことから、住宅建設大手PDGレアルティSAエンプレエンジメント ス・エ・パルチシパソンエスも売られた。

ボベスパ指数は前日比2%安の51243.62で終了。週間下落率は

2.1%だった。同指数構成銘柄のうち値下がりは61銘柄、値上がりは7 銘柄。通貨レアルは0.6%高の1ドル=1.7706レアル。フィッチ・レー ティングスがイタリアとスペインの格付けを引き下げた後、ボベスパ 指数は米国株に追随して下げが加速した。

証券会社ソウサ・バロス・コレトラのエコノミスト、クドロイル・ ビエイラ氏は「海外の危機をめぐる懸念から外国人がブラジル市場か ら引き揚げている。依然として不確定要素は多い。ボラティリティ(変 動性)は続くだろう」と述べた。

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