NY原油(7日):上昇、週間ベースは7カ月ぶり大幅高

ニューヨーク原油先物相場は上 昇。9月の米雇用統計で市場予想を上回る雇用増が示され、米景気減 速懸念が緩和されたのが背景。週間ベースでは7カ月ぶりの大幅高を記 録した。

米労働省が発表した9月の雇用統計によると、非農業部門雇用 者数は前月比10万3000人増。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミストの予想中央値では6万人増が見込まれていた。週間ベ ースでの原油は4.8%上昇と、今年3月以来で最も値上がりした。米 原油在庫が減少したほか、欧州の各中央銀行が景気浮揚策を発表した のが手掛かり。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントル イス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「新 たにリセッション(景気後退)に突入するとの深刻な懸念があるが、 次に何か悪い経済統計が発表されるまでは、米雇用統計が懸念を緩和 する材料になるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比0.39ドル(0.47%)高の1バレル=82.98ドルで終了。年初 来から9.2%安。