米雇用者:9月は10万人増加、広義の失業率は年初来最高

9月の非農業部門雇用者数は、 市場予想以上の増加幅を記録、前月の雇用者数も上方修正された。

米労働省が7日に発表した9月の雇用統計によると、非農業 部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比10万3000 人増。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの予想中 央値では6万人増が見込まれていた。前月は5万7000人増。速報 値では前月比横ばいだった。

家計調査に基づく9月の失業率は9.1%で前月と同水準。こ れで6カ月連続9%台で推移した。

失業者に加え、経済悪化でパートタイム就労を余儀なくされて いる労働者や職探しをあきらめた人などを含む広義の失業率は

16.5%と年初来の最高を記録した。前月は16.2%だった。「景気 を理由に」パートタイムの仕事を余儀なくされている労働者は44 万4000人増えて930万人。

失業率は2009年2月以降、8%を上回っているが、これは 1948年の調査開始以来で最長の高止まりだ。

民間部門の雇用者数は9月に13万7000人増加した。サービス 部門の雇用者は8万5000人増加。建設部門も2万6000人増加した。

製造業は2カ月連続マイナス

一方、製造業部門は1万3000人減少(前月4000人減)と、 2カ月連続マイナス。減少幅は2010年8月以来で最大。

政府職員は3万4000人減。州政府の職員が2000人増加した 一方で、地方自治体の職員が3万5000人減少。連邦政府も1000 人減少した。

平均時給は前月比0.2%増の23.12ドル。平均労働時間は 6分延長され34.3時間だった。

2009年6月に終了したリセッション(景気後退)で失われた 雇用は875万人。このうち8月末までに回復した雇用は約190万人 にとどまっている。

米銀JPモルガン・チェースのシニアエコノミスト、ジェーム ズ・グラスマン氏は、「この程度の雇用の伸びでは失業率は低下し ない」と述べた。

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