独BMW、ミニの販売拡大に苦戦-現行スタイルでは厳しいとの見方も

世界最大の高級車メーカー、独B MWが「ミニ」ブランドの市場拡大に苦戦している一つの理由は、ボ リス・ノブリヒ氏の言葉に隠されている。

ベルリン出身のメディアコンサルタント、ノブリヒ氏(37)の購 入リストにミニは入っていない。BMWのコンパクトカー「1シリー ズ」からの乗り換えにディーラーは2人乗りクーペの新型ミニを勧め たが、同氏は断った。

同氏は「他のミニに比べると外観にちょっとした特徴があるが、 小さ過ぎだ」と評価。ほかの1シリーズかアウディ「A3」、トヨタ 自動車のハイブリッド「オーリス」を検討しているという同氏は、 「必要なのは多機能な車だ」と話す。

1日に欧州で発売されたミニ・クーペ(2万2000ドル=約170 万円)は、来年末までに投入予定のミニの派生車3モデルの第1弾。 ただ、アナリストは、新モデルは恐らく同ブランドの販売減少の歯止 めくらいしかほとんど役に立たないとみている。

米調査会社IHSオートモーティブのアナリスト、レベッカ・リ ンドランド氏は「ミニがそろえる現行のスタイルでは望むほどの販売 量は出ない」と指摘、より大きいモデルとより小さいモデルで「既成 概念を超える必要がある」と語った。

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