英中銀バーカー元委員:ポンドの動向が重要-資産買い取り枠判断で

英中銀が資産買い取りプログラ ムの規模をさらに拡大するかどうか判断する際に、今後数カ月のポン ドの相場動向が「極めて重要」になると、イングランド銀行(英中央 銀行)金融政策委員会(MPC)の元委員であるケイト・バーカー氏 は指摘した。

英中銀は6日、国内の景気回復を下支えするため資産買い取り枠 を750億ポンド引き上げて2750億ポンドにした。欧州の政府当局者 は域内の債務危機の封じ込めを図ろうとしている。キング総裁は発表 後にポンドが下落したことについて、「政策が機能していることを明 確に示している」と説明した。

バーカー氏は6日の電話インタビューで、「ポンドがどうなるか は、ユーロ圏がどうなるか次第だろう。この2つは連動している」と 指摘。その上で「ユーロ圏が困難な状況を克服し始めたら、ポンドは 若干弱含み始める可能性がある」とし、その場合、政策当局者が次の 決定をする際の「状況は異なるだろう」との見方を示した。

欧州の景気回復は英国の輸出見通しを改善しつつ、ポンドも下押 しする可能性があるとし、それがインフレと経済成長につながり、6 日の発表を上回る購入枠拡大の必要性が低下すると分析している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE