米非農業部門雇用者数の伸び、失業率押し下げには力不足か-BN調査

世界的に景気回復の勢いが失われ つつあるとの懸念増大を背景に、9月の米雇用者数の伸びは失業率を 押し下げるほどの大きさにはならないようだ。

9月の非農業部門雇用者数は、ブルームバーグ・ニュースがまと めたエコノミスト91人の予想中央値で、前月比5万5000人増が見込 まれている。8月は前月比横ばいだった。失業率は9.1%と、3カ月 連続で同じ水準が予想されている。

ムーディーズ・アナリティクスのシニアエコノミスト、ライア ン・スウィート氏は、「企業は依然として従業員を増やすのに乗り気 でない。雇用の弱さの多くは、先行きに対する不透明感で説明できる」 と述べた。

米失業率は2009年2月以来、8%を上回る水準で推移している。 これだけ高止まりが続くのは1948年に月次統計を開始して以降で初 めて。

9月の民間部門雇用者数は前月比9万人増が見込まれている。8 月は同1万7000人増だった。

今回予想通りとなれば、7-9月(第3四半期)の非農業部門雇 用者数は月平均4万7000人増となる。4-6月(第2四半期)は同 9万7000人増、1-3月(第1四半期)は同16万6000人増だった。