マドフ事件管財人がノムラとABNを提訴-約36億円の返還求める

巨額詐欺事件で服役中のバーナ ード・マドフ受刑囚の事業を清算している管財人が、総額4690万ド ル(約36億円)の返還を求めて、野村ホールディングス(HD)と オランダのABNアムロ・グループの各傘下企業を米国で提訴した。

アービング・ピカード管財人に訴えられたのは、ノムラ・インタ ーナショナルとABNアムロ銀行。ニューヨークのマンハッタンにあ る米連邦破産裁判所に6日提出された訴状によれば、両社はファンド を通じマドフ受刑囚に投資していたという。

管財人はABNアムロ側に送金された2550万ドル、ノムラ側に 送られた2140万ドルの返還を求めている。「こうした資金移動はB LMIS(バーナード・L・マドフ・インベストメント・セキュリテ ィーズ)との投資に由来する」と主張している。

管財人はまた、KBCインベストメンツから1億1000万ドル、 CACEISバンク・ルクセンブルクから5010万ドルを求める訴訟 も起こした。この資金はマドフ受刑囚の企業に投資され、ファンドを 通じ引き出されたという。

ABNアムロを保有する英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド(RBS)の広報担当マイク・ゲラー氏は、訴訟についてコメ ントを控えた。ノムラ側の広報担当スザンヌ・ホールバーグ氏もコメ ントしなかった。CACEIS側とKBCからのコメントも得られて いない。

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