スロバキア与党SaSが譲歩案、EFSF機能拡充めぐる論争決着図る

スロバキアの連立政権を担う 「自由と連帯(SaS)」は、連立を組む3党と欧州金融安定ファシ リティー(EFSF)の機能拡充に関して合意を図るため、譲歩案を 提出した。

SaSのリヒャルト・シュリーク党首は6日にブラチスラバで記 者団に対し、3党には同案を評価する時間が必要だと説明。提案の詳 細には言及しなかった。連立与党の一角である「架け橋」の関係者に よると、同案はEFSFからの資金拠出の是非を判断する国内委員会 の設置を求めるものだという。

これが連立与党内で承認されれば、債務危機の拡大防止を目指す 欧州連合(EU)の計画の重要項目をめぐるラディツォバー政権内の 亀裂が修復されることになる。スロバキア議会は今月11日にEFS F機能拡充案の採決を行う予定。最大野党「スメル」が同案に反対す る方針を表明しているだけに、「スロバキア民主キリスト教連合」率 いるラディツォバー首相にとっては同案の承認確保でSaSが頼りと いう状況となっている。

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