NY原油(6日):続伸、ECB総裁発言が翻弄-債券購入発表で買い

ニューヨーク原油先物相場は続 伸。2日間の上げ幅は2月以来の最大となった。欧州中央銀行(EC B)のトリシェ総裁が危機対応として債券購入プログラムを発表した ことが手掛かり。

トリシェ総裁はベルリンでの記者会見で、カバード債の購入と期 間1年以上の長期資金の供給を再開すると明らかにした。ソブリン債 危機の波及が脅威となっていることに対応した。原油はこれより先、 下落する場面もあった。同総裁がユーロ圏経済は「強い下振れリスク」 に直面していると述べたことが背景。

PFGベストの調査部門バイスプレジデント、フィル・フリン氏 (シカゴ在勤)は「市場はトリシェ総裁の発言に翻弄された」と指摘。 「最初は下落したが、ECBが一段の流動性を供給すると発表したた め値を戻した。刺激措置は需要と相場の両方にとって強気だ」と述べ た。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比2.91ドル(3.65%)高の1バレル=82.59ドルで終了。過去 2日間では9.1%高と、2月22-23日以来の大幅上昇となった。

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