オバマ米大統領:雇用法案は「景気二番底の保険」-早急に可決を

オバマ米大統領は、欧州債務危 機が深刻化した場合に、米経済が「再び後退するのを防ぐ」ため、自 身が提案した4470億ドル(約34兆円)の雇用法案を早急に可決 するよう議会に求めた。

オバマ大統領はホワイトハウスでの記者会見で、「米経済は今、 本当に刺激を必要としている」と発言。また、同雇用計画の財源とし て年収100万ドル以上の個人に付加税を課すとする上院民主党の提 案に「満足している」と述べた。

大統領は「経済が年初と比べて今は弱くなっていることに疑いの 余地はない」とし、自らの雇用計画は「二番底に対する保険だ」と語 った。

オバマ氏は経済成長減速や消費者信頼感低下の要因として、東日 本大震災や「アラブの春」といわれるアラブ民主化運動期間中の原油 価格高騰、欧州の債務危機、米債務上限をめぐる議会での「不必要な」 闘争を挙げた。

「欧州が抱えている問題は、既に脆弱(ぜいじゃく)な米経済に 極めて実質的な影響を及ぼす恐れがある」とし、「雇用法案は、欧州 の状況が一段と深刻化した場合に、再び景気後退に陥るのを防ぐ一助 となり得る」と続けた。

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