IMF:ECBに利下げ迫る、流動性供給措置は支持-6日の決定受け

国際通貨基金(IMF)は欧州 中央銀行(ECB)が6日決定した流動性供給の措置拡大を支持しつ つ、利下げの検討をあらためて呼び掛けた。

ECBはこの日の定例政策委員会で、カバード債の購入と1年以 上の長期の資金供給の再開を決定。ソブリン債危機で資金調達が困難 になる銀行への支援を打ち出しながらも政策金利は1.5%で据え置 いた。

IMFのデービッド・ホーリー報道官はワシントンで記者団に対 し、「金融市場の緊張の影響で景気見通しに深刻な下振れリスクがあ るとのECBの懸念は、われわれも共感するものであり、従ってこの 日発表された流動性供給措置を完全に支持する」と語った。ただ、 「見通しへのリスクが続く現状では、政策金利に引き下げ余地がある とも確信する」と付け加えた。

また、1100億ユーロ(約11兆3100億円)規模の第1次ギリ シャ支援で次回融資を同国が受け取れるかどうかは、ギリシャを訪れ ているIMF査察団が「数日中に」結論を下すとの見通しも示した。 ただ、同融資の承認でIMF理事会が開かれる具体的な日程は示さな かった。