香港株(終了):反発、米指標改善を好感-輸出株や不動産株など高い

香港株式相場は上昇。ハンセン指 数が前営業日に付けた約2年半ぶり安値から反発した。米経済指標が 市場予想を上回ったことで輸出関連株に買いが入った。カジノ銘柄や 不動産株の大幅上昇も寄与した。

北米を最大市場とする電動工具メーカーのテクトロニック・イン ダストリーズ(創科実業、669 HK)は8.9%高。米ウォルマート・ス トアーズなどに衣料品や玩具を納入するリー・アンド・フォン(利豊、 494 HK)は4.3%上昇した。

マカオのカジノ運営会社、銀河娯楽(27 HK)は18%高。前営業 日までの3営業日で計34%値下がりしていた。広東省で不動産開発を 手掛ける雅居楽地産(アジャイル・プロパティ・ホールディングス、 3383 HK)は20%高。ドイツ銀行が、不動産開発株への長期投資に価 値を見いだせると指摘したことが好感された。時価総額で中国最大の 銅生産会社、江西銅業(358 HK)は銅価格の上昇を受けて11%高で取 引を終えた。

ハンセン指数は前営業日比922.01ポイント(5.7%)高の17172.28。 前営業日の4日は2009年4月以来の安値だった。指数を構成する46 銘柄のうち、値上がりが45銘柄、値下がりは1銘柄。ハンセン中国企 業株(H株)指数は前営業日比5.8%高の8571.49。

KGIアジアのベン・クウォン最高執行責任者(COO)は、「香 港市場はかなり売られ過ぎで、一部に安値を拾う動きが見られる」と 指摘。「相場水準が既にこれほど低ければ、良いニュースはいかなるも のでもテクニカルな反発の理由となり得る。相場の勢いはそれほど強 くない」と述べた。

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