ドイツ取引所とNYSE、欧州委から異議告知書受け取る-合併めぐり

ドイツ取引所とNYSEユーロネ クストは欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会から両社 の統合計画に関する異議告知書を受け取った。両社は合併で合意し、 実現すれば世界最大の取引所運営会社が誕生する。

欧州委からの異議告知書の送付は、両社が6月29日に開始した合 併の承認を求める手続きの次のステップとなる。欧州委は8月、両社 の合併について広範な調査を実施し。12月13日までに最終判断を示 すと発表した。両社は5日、異議告知書を受け取ったことを明らかに したが、具体的な内容には触れていない。

両社の合併が実現すれば、域内の上場デリバティブ(金融派生商 品)市場で9割強、株式取引で約3割のシェアを1社が握ることにな るため、欧州委が広範な調査に乗り出した。監督当局者らは決済やデ リバティブの技術革新、指数の認可をめぐる懸念を指摘している。欧 州委のトレス報道官はコメントを控えている。