口ひげ蓄えた幹部のいる石油会社、リターンが他社上回る-アナリスト

中国の思想家、孔子や米物理学者ア インシュタイン、1980年代に放映された米テレビドラマの主人公、私 立探偵マグナムのように口ひげを蓄えた幹部のいる石油・天然ガス会 社は、過去10年間に同業他社を上回るリターン(投資収益率)を上げ たとの調査結果を、グローバル・ハンター・セキュリティーズが発表 した。

グローバル・ハンター(テキサス州)のマネジングディレクター、 マイケル・ボディノ氏は5日、投資家向けリポートで、米国の探鉱・ 生産会社104社を調査した結果、29社で少なくとも1人、口ひげを蓄 えた幹部がいた。口ひげのある幹部がいる企業の過去10年間の年複利 成長率は17%で、口ひげのある幹部がいない企業は8%にとどまった。

リポートによると、この「口ひげの殿堂」で最高の実績を残して いるのはレンジ・リソーシズのロジャー・マニー最高財務責任者(C FO)で、2003年の入社以降の年複利成長率は147%に達する。

口ひげを蓄えた幹部は石油・ガス会社の売却にも成功している。 XTOエナジーのボブ・シンプソン会長は昨年、同社をエクソンモー ビルに349億ドル(現在のレートで約2兆7000億円)で売却。株価に 対するプレミアム(上乗せ)は26%だった。ペトロホーク・エナジー のディック・ストーンバーナー社長は8月に同社を豪英系BHPビリ トンに149億ドルで売却。プレミアムは61%に上った。

ボディノ氏によると、最近の「困難な」市場環境で、ひげをきれ いにそっている幹部のいる企業が他社を上回る業績を挙げるようにな っているという。ボディノ氏は「ただ、真の口ひげ愛好家たちはお分 かりだと思うが、企業の成長と同様、きれいにひげを伸ばすには時間 がかかる」と付け加えた。

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