米ハーバード大が2位に転落、カルテックが首位-世界大学ランキング

世界の高等教育機関ランキングで米 ハーバード大学が過去8年で初めて首位の座を明け渡し、カリフォル ニア工科大学(カルテック)が首位に輝いた。

トムソン・ロイターのデータを基に英高等教育情報誌タイムズ ・ ハイアー・エデュケーションが集計した年次ランキングでは、カリフ ォルニア州のスタンフォード大がハーバード大と並び2位となった。 英オックスフォード大は昨年の6位から4位に浮上。英ケンブリッジ 大が6位、米プリンストン大は5位だった。

世界で最も潤沢な資金を持つハーバード大は2004年以降、首位を 守っていた。同大は、高等教育関連情報を提供するQSが先月発表し た別の調査でもケンブリッジ大に次いで2位となっている。ランキン グ担当エディターのフィル・バティー氏によると、カルテックの研究 費が16%増加したことがハーバード大を抜いた一因とみられる。

バティー氏は電話インタビューで「昨年、ハーバード大とカルテ ックの差は極めて小さかった」と指摘。「今年は、カルテックの研究費 が大幅に増えた。それがかなり重要な要因になっている。ハーバード 大も増加したが、平均程度の伸びだった」と述べた。

ランキングは、産学連携による収入、教育、論文引用、研究、国 際性の5分野に関する調査に基づいている。今年は1万7500を超える 教育機関が調査対象となり、約5000万件の論文引用が分析され世界の 平均と比較された。

バティー氏は「金融危機がハーバード大に打撃を与えているわけ ではないようだ。教育分野の指標では依然として勝っている。研究の 影響や大学の研究活動の要素を織り込むと、カルテックがわずかに上 回っている」と指摘した。

東京大学は30位で、アジアの高等教育機関としては首位。日本の 大学は上位200位に5校が入り、アジアでは最も多かった。香港は4 校、中国は3校だった。

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