英国債:10年債が5営業日ぶり下落-6日の中銀金融政策決定控え

5日の英国債市場では10年債 が5営業日ぶりに下落。この日発表された国内総生産(GDP)統計 では4-6月(第2四半期)の成長率が下方修正され、イングランド 銀行(英中央銀行)は6日の金融政策委員会(MPC)で低金利の維 持を迫られそうだ。

ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査によれば、 英中銀は政策金利を過去最低の0.5%に据え置くと全員が予想。一 部のエコノミストは、MPCが量的緩和策である資産買い取りプログ ラムの規模拡大を決めるとの見通しを示した。

みずほコーポレート銀行の欧州ヘッジファンド・セールス責任者、 ニール・ジョーンズ氏(ロンドン在勤)は「GDPの現状を考慮すれ ば、量的緩和は拡大されるべきであり、実行に移されるとみている」 と語った。

10年債利回りは前日比11ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇の2.36%。2年債利回りはほぼ変わらずの0.58%。 7月初め以降では25bp下げている。

英政府統計局(ONS)が同日発表した4-6月期GDP確定値 は前期比0.1%増と、改定値の0.2%増から下方修正された。個人 消費は0.8%減と、2009年1-3月(第1四半期)以降で最大の 落ち込みとなった。