FRB:ゴールドマンなど大手25行に報酬リスク対応の改善求める

米連邦準備制度理事会(FRB) は、ゴールドマン・サックス・グループやシティグループなど大手 25行に対し、会社全体にリスクを与えかねない従業員の報酬慣行を 規制するため、追加措置を講じるよう求めた。

FRBは5日公表したリポートで、全ての銀行で「評価作業中、 監督当局の指導に基づき慣行および手続きの改善が進んだ」としなが らも、「どの銀行もなお一層の努力が必要だ」と付け加えた。同リポ ートは、2009年遅くに開始した評価に基づき作成された。

リポートでは銀行の報酬慣行を個別に取り上げてはいない。FR Bは、大半の銀行は従業員報酬における「あらゆるリスク」を明らか にする取り組みを強化する必要があると指摘。一部の銀行は依然とし て、報酬契約が過剰リスクとなり得る中・低レベルの従業員を特定す る過程にあると付け加えた。スイスの銀行最大手UBSは9月、未承 認取引で23億ドル(約1770億円)の損失を被ったことを明らかに した。

10年にFRBなどが発表した声明では、多くの大手行について、 07年に始まった金融パニックを助長した過剰なリスクテークの抑制 が「不十分」だと指摘した。今回のリポートでは、この「不十分」と の言葉は使われなかった。

FRBの評価対象となっている銀行には、バンク・オブ・アメ リカ(BOA)やJPモルガン・チェース、モルガン・スタンレーの ほか、英バークレイズ、英HSBCホールディングス、UBSの米部 門も含まれる。

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