デクシアのバッドバンク化を検討、当局の資本注入回避で-関係者

【記者: Anne-Sylvaine Chassany and Jacqueline Simmons】

10月5日(ブルームバーグ):ベルギーとフランス政府は、デ クシアへの追加資本注入を避けるために、不良資産をデクシアの下 に残す案を検討している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

関係者が匿名を条件に述べたところによると、フランス政府は 両政府がデクシアの借り入れを保証した後、同社を分割。その後、 ベルギー国内の資産はベルギー政府が引き取り、フランスの自治体 向け融資事業は同国の公的金融機関であるバンク・ポスタル(郵政 銀行)と預金供託公庫(CDC)に売却する選択肢を選好している。 この案ではデクシア自体が不良資産を保持する「バッドバンク」に なる。

この場合、デクシアに直ちに資本注入する必要がなく、デクシ アは時間をかけて不良資産を処理していけると関係者らは説明し た。バッドバンクを新たに設立し不良資産を移した場合、デクシア の帳簿上で売却損が明白になると関係者の1人が解説した。最終決 定はまだで、協議は流動的だと関係者らは述べている。