サウジ政府「鉄拳制裁」も辞さず-原油生産地での治安部隊襲撃を非難

サウジアラビア政府は同国東部 で4日起きた治安部隊襲撃事件を非難し、「鉄拳制裁」も辞さないと 表明した。国営サウジ通信(SPA)が報じた。

イスラム教シーア派が多く居住する都市アワミヤで起きたこの事 件では、治安部隊11人が負傷した。

サウジ政府は事件が王国の安定を揺るがそうとする外国の試みだ として、国名を特定せずに非難。襲撃犯は機関銃と火炎瓶で武装し、 オートバイに乗っていた者もいたという。SPAによれば、治安部隊 の他に男性1人と女性2人も負傷した。

今年に入りエジプトやチュニジアでは大規模な反政府デモで政権 交代に至ったほか、イエメンやバーレーンなどにも抗議行動が広がっ た。世界最大の原油生産国であるサウジアラビアは、これら隣国の混 乱の波及を逃れてきた。今年これまでに、アワミヤ等を含めシーア派 が多数を占める同国東部を中心にデモ集会が開かれたこともあった。 シーア派は同国全体では少数派。居住地は原油生産の中心地である東 部に集中している。

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