BOAを米政府が提訴も-住宅金融部門のローン契約問題で

米銀最大手バンク・オブ・アメリ カ(BOA)の住宅金融部門カントリーワイドが、米連邦住宅局(F HA)保証対象の住宅ローン契約で借り手に関する虚偽のデータをF HAに提出していたため、BOAは詐欺的行為をめぐる訴訟に直面す ることになる-。米住宅都市開発省(HUD)の監察総監室(OIG) がこうした見解を示した。

OIGは9月30日付の監査報告で、検証したローン契約14件の うち半分に「重大な欠陥」があったとし、連邦政府は72万ドル(約 5500万円)超の損失を被ったと指摘した。

BOAは2008年にカントリーワイド・ファイナンシャルを買収。 FHA保証対象の融資のうち、欠陥がある契約で弁済請求を拒否され た場合、BOAは銀行の中でも特に多額のコスト負担を強いられるこ とになる。FBRキャピタル・マーケッツのアナリスト、ポール・ミ ラー氏が3日のリポートで指摘した。

この問題をめぐって米政府は5月、10億ドル超の支払いを求めて ドイツ銀行を提訴した際、他の複数の銀行の責任も追及する可能性が あるとしていた。

BOAの広報担当ジュマナ・ボーウェンズ氏、HUDのレマー・ ウーリー氏、OIGのマイケル・ゼレガ氏は監査報告に関するコメン トを控えた。

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