アジア株:下落-イタリア国債格下げが重し、好材料を打ち消す

5日のアジア株式相場は下落し、 大半の銘柄が売られている。欧州の当局者が域内銀行の資本増強で 合意に達する可能性があると一部報道が伝えたが、イタリア国債の 格下げが好材料を打ち消した。

トヨタ自動車やソニーが安い。一方、世界最大の鉱山会社、英・ オーストラリア系BHPビリトンは3%高。英紙フィナンシャル・ タイムズ(FT)が欧州の銀行の資本増強が検討されていると伝え たことや、商品相場の上昇が手掛かりとなった。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前10時55分現在、前 日比0.3%安の107.33。

コロニアル・ファースト・ステート・グローバル・アセット・ マネジメントの投資市場調査責任者、スティーブン・ハルマリック 氏(シドニー在勤)は、「欧州のソブリン債と銀行部門を共に安定 させるには、依然としてかなり多くの作業が残っている」と指摘。 アジア株は「さらなる失望を誘う事態に対して、引き続き影響を受 けやすい状態にある」と述べた。

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