NY州司法長官、米BNYメロンを提訴-外為取引で不正の疑い

ニューヨーク州のシュナイダーマ ン司法長官は、外国為替取引で顧客に不正を働いた疑いがあるとして、 米バンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンを提訴した。

訴状によると、BNYメロンは外為取引で虚偽のレートを顧客に 提示し、10年にわたる不正行為で20億ドル(約1540億円)の利益 を得た。同長官は4日の声明で、公的および民間の年金基金が被害に 遭ったと指摘した。

シュナイダーマン長官のオフィスは訴状で、「少なくとも2001 年から現在まで、BNYメロンは多角的に不正に関与した」と主張。 同オフィスは発表文で、同長官は不正に得たとされる利益の回収を求 めているとした。

BNYメロンの広報担当ケビン・ハイン氏は電子メールで配布し た文書で、「資産管理を手掛ける銀行の役割と世界の外為市場の働き に関する基本的な誤解に基づいて司法長官が訴訟に踏み切ったことは 非常に残念だ」とコメントした。