国際協力銀:3メガ銀行に融資枠設定、総額430億ドル-円高対策

国際協力銀行(JBIC)は、三菱 東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほコーポレート銀行の3メガ銀行 に対し、総額430億ドル(約3兆3000億円)の融資枠を設定した。円高 進行を追い風に日本企業の海外企業買収などを促進することが狙い。

国際協力銀が5日発表した資料によると、同銀は、三菱東京UFJ 銀に150億ドル、三井住友銀に140億ドル、みずほコーポ銀に140億ドル をそれぞれ上限とし融資する。期間は、2012年9月末までの約1年間。

財務省が8月に打ち出した「円高対応緊急パッケージ」では、最大 1000億ドルの円高対応緊急ファシリティを創設すると公表していた。同 省は国際協力銀を通じて外国為替資金特別会計のドル資金を活用し、企 業の合併・買収(M&A)や資源・エネルギーの確保・開発の促進、ま た、中小企業の輸出を支援することで、民間資金の外貨への転換を推し 進めている。

ドル・円相場は、ギリシャの債務危機の深刻化に伴い、リスク回避 の円買いが進み、9月22日には一時1ドル=76円11銭と、8月19日につ けた戦後最高値75円95銭に迫った。5日午後3時14分現在の相場は76円 70銭台で推移している。