米社債保証コスト低下-EUが銀行資本増強を検討との報道で

4日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場では、モルガン・スタンレーなど米企業の社債 保証コストが下げに転じた。欧州連合(EU)当局者が銀行資本増強 で協調する方法について検討しているとの英紙フィナンシャル・タイ ムズ(FT)の報道に反応した。

フェニックス・パートナーズ・グループによると、モルガン・ス タンレー債のCDSスプレッドはニューヨーク時間午後4時23分(日 本時間5日午前5時23分)現在、23ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下し560bp。一時は2008年10月以来の高水準である 650bpまで上昇していた。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時43分現在、2.6bp低下の147.5bp。一時は154.1 bpと、09年5月以来の高水準に達した。

フェニックスによれば、ゴールドマン・サックス・グループ債の CDSスプレッドは20.4bp上昇の415bp。バンク・オブ・アメリ カ(BOA)優先債のCDSスプレッドは8.4bp上げて465bp。早 い段階では484.5bpまで上昇していた。