NY原油(4日):続落、1年ぶり安値-米欧経済への信頼感喪失で

ニューヨーク原油先物相場は3 日続落し、1年ぶりの安値を付けた。米欧経済への信頼感が失われ、 燃料需要が落ち込むとの懸念が強まった。

ユーロ圏の財務相らはギリシャ救済での民間セクターの関与拡大 を示唆した。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議 長が景気刺激に向けた行動は終了していない可能性があると示唆した ほか、サウジアラビアの治安部隊が武装勢力の攻撃で負傷したと伝わ ると、原油は下げ渋る展開となった。

トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード) のアナリスト兼ブローカー、ジーン・マクギリアン氏は「リセッショ ンへの不安が原油を押し下げている」と指摘。「経済の面で一定の明 るい材料が見られるまで相場は下落するだろう。次の支持線を見いだ す必要があり、それは70ドル前後となろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 日比1.94ドル(2.50%)安の1バレル=75.67ドルで終了。終値 では昨年9月23日以来の安値となった。過去3日間では7.9%の値 下がり。

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