S&P500種、弱気相場入りか-強気派ウィーン氏「楽観的過ぎた」

3日の米株式市場ではS&P 500種株価指数が約1年ぶりに1100を割り込んで終了。4日午前 9時37分現在では1084.30と、4月29日に付けた年初来高値か らの下落率が20%を超え、このまま終了すれば弱気相場入りする。

ブルームバーグの集計データによれば、前日は銀行やエネルギー 生産、製薬、資本財関連株が大幅下落し、S&P500種全体では

32.19低下して1099.23と、過去2日間の下げを5.3%に拡大し た。

各国政府が世界経済の悪化に歯止めをかける手段を使い果たした との懸念を背景に、ブラジルから香港、フランクフルトに至るまで株 価は弱気相場入りしている。バンク・オブ・アメリカ(BOA)の株 価は3日に9.6%下げ、年初来の下落率は59%となった。2009年 に始まった景気回復を背景に株価が3年連続の上昇を遂げると予想し てきた強気な投資家は、この下落局面で困惑している。

ブラックストーン・アドバイザリー・パートナーズのシニア・マ ネジングディレクター、バイロン・ウィーン氏は「明らかに私は楽 観的過ぎた」と認めた。さらに、弱気相場入りの可能性を指摘しつつ も、年内に株価は上昇する可能性があると述べた。同社は世界最大の プライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社、米ブラックス トーン・グループの子会社。ウィーン氏は今年1月3日に発表した予 想で、S&P500種は2011年に19%超上昇して1500を上回ると していた。同氏は元モルガン・スタンレーのストラテジスト。

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