バーナンキ議長:景気は「腰折れに近い」、後退食い止めに全力

米連邦準備制度理事会(FRB) のバーナンキ議長は、米国の景気回復は「腰折れに近い」とし、回復 を持続させるため連邦公開市場委員会(FOMC)は追加措置を講じ ることができるとの認識を示した。

議長は4日、上下両院合同経済委員会で証言。FOMCは、少な くとも2013年半ばまで低金利を継続する方針や超過準備金利の引き 下げ、証券の追加購入についてさらなる情報を示すことが可能だと述 べ、7月に提示した選択肢をあらためて説明した。またインフレは経 済に「根付いていない」とし、今年に入り物価上昇ペースが速まって いるもののFOMCの行動は止まらないことを示唆した。

バーナンキ議長はさらに、ボブ・ケーシー上院議員(民主、ペン シルベニア州)の質問に答え、「景気回復は現在、腰折れに近い状態に ある。われわれは景気後退に逆戻りしないようによう対応する必要が ある。また確実に失業率の低下が続くようにしなければならない」と 述べた。

FOMCが9月に決定した「オペレーション・ツイスト(ツイス トオペ)」については、「状況を一変させるような措置」ではないが、 「景気回復が腰折れに近い状態にあることから、特に重要になってい る」と言明。この措置は長期金利を約0.2ポイント押し下げるとした 上で、フェデラルファンド(FF)金利の0.5ポイント引き下げに 「ほぼ相当する」と説明した。

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