フォード:米工場で時間労働者1.2万人雇用へ-UAWと暫定合意

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米自動車大手フォード・モータ ーは4日、米国内の製造工場で2015年までに1万2000人の時間 労働者を雇用すると表明した。これは全米自動車労組(UAW)と の暫定合意の一環。

ジョン・フレミング執行副社長はミシガン州ディアボーンでの 記者会見で、先に発表した12年までに7000人を採用する計画に 加え、5750人の時間労働者を追加採用する方針を明らかにした。 フォードの発表によると、メキシコや中国、日本の業務を「インソ ーシング」することで米国内の雇用を戻す。

合意についてはフォードの時間労働者4万1000人の承認を得 る必要がある。UAWは先月28日、ゼネラル・モーターズ(GM) の労働者が4年間の新たな労働契約を承認したと発表。UAWはク ライスラー・グループとは交渉中で、交渉期限は10月19日に延長 されている。

UAWはGMとクライスラーの労働者11万3000人について、 両社が2009年に連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用 を申請して以来初の交渉を行っている。

米大手自動車メーカーで破産法の適用を唯一逃れたフォードの 労働者は、経費削減に貢献したことを理由に、より良い条件を求め ると言明。交渉過程においてストライキを許されているのはフォー ドの労働者のみで、GMとクライスラーの労働者は米政府の支援下 で再建する条件として労働契約交渉中にストを起こさないことで合 意している。