準備通貨におけるドルの割合低下、原因の半分は相場変動-RBS

世界の準備通貨に占めるドルの割 合の変化の半分以上がドル相場の変動によるもので、投資家がドル建 て資産から逃げ出しているわけではない可能性がある。英銀ロイヤ ル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)がこうした リポートをまとめた。

RBSのストラテジスト、ブライアン・キム氏によれば、国際通 貨基金(IMF)がデータ収集を開始した1999年から外貨準備にお けるドルの割合は11ポイント低下したが、このうち5.7ポイントは 相場変動によるもので残りが実際の配分変更によるものだ。

同氏は3日の電話インタビューで、「依然としてドルが売られてい ることは示されているが、11年間で11ポイント比率が低下するほど 売られているわけではない可能性があることをはっきりさせたい」と 述べた。

IMFが9月30日に公表したデータによれば、世界の外貨準備 に占めるドルの割合は今年4-6月(第2四半期)時点で60%に低 下。1999年1-3月(第1四半期)は71%だった。最高だったのは 2001年4-6月期のほぼ73%。準備通貨として2位のユーロの割合 は今年6月末時点で27%と、1999年の18%から上昇した。