アップル、4日の新型iPhoneイベントで音声技術の改良を披露か

米アップルは4日に予定する新 型スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォー ン)」関連のイベントで、音声コントロールの改良を披露する見込み だ。「スタートレック」に登場するような音声認識技術の領域に近づ くとみられる。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーム・マンスター氏によ ると、新たな音声コマンドを使えば、カレンダーに予定を入れたりテ キストメッセージや電子メールを送信したり、ウェブサイトの閲覧も できるようになる。アップルは既に基本的な音声コントロール機能な らiPhoneに搭載しており、電話をかけたり曲の再生ができる。 4日のイベントは「Let’s talk iPhone(iPhoneについて話そ う)」と題しており、こうした音声機能の拡充をほのめかしている。

アップルにとって音声技術は、グーグルに対抗する上で最も新し い領域。グーグルは音声技術の向上に数年を費やしており、現在は音 声メッセージを文字に起こしたり、口頭での指示によってウェブ検索 が実行できる機能を展開している。

新型iPhoneに追加される機能は音声コマンドだけではなさ そうだ。事情に詳しい関係者が今年明らかにしたところによれば、カ メラの性能やプロセッサーの処理速度が向上するとみられる。アップ ルは6月に新型iPhone向けの新ソフトの一部を公表しているほ か、写真や音楽などのファイルを同社のリモートサーバーに保管し、 iPhoneやタブレット型端末「iPad(アイパッド)」を通じ てアクセスできる「iCloud(アイクラウド)」も準備している。

アップルの広報担当ナタリー・ケリス氏は4日のイベントに関し てコメントを控えた。