スイスが金融機密ランキングでトップ浮上、米国は5位-TJN

スイスは脱税に対する国際的な 取り締まりにもかかわらず、金融機密指数でトップに浮上した。タ ックス・ジャスティス・ネットワーク(TJN)の報告で4日明ら かになった。

ロンドンに本部を置く独立系団体TJNが72の地域を対象に まとめた調査によると、スイスの後にはケイマン諸島、ルクセンブ ルク、香港が続く。デラウェア州を通じて2009年に首位だった米国 は今回、5位だった。

租税回避地として経済協力開発機構(OECD)のブラックリ ストに載ることを回避するため、スイスは09年3月、国際基準の順 守に同意したが、TJNによると、スイスは自動的な情報交換に引 き続き抵抗している。脱税をめぐる論争に終止符を打つため今年8 月に英国とドイツと調印した協定が、「スイスの銀行の秘密主義を定 着させる」と、TJNは予想している。

TJNは協定について、「3カ国すべての政治家が、犯罪エリー トの温床である秘密主義の業界を保護する用意があることを示して いる」とし、「スイスはOECD形式の多くの情報交換協定を締結し、 スイスの伝統的な銀行秘密主義の浸透を制限しているが、実質的に 効果がないとわれわれは考えている」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE