アジア株:下落、MSCI指数が約2年ぶり安値-輸出株や銀行株安い

4日のアジア株式相場は下落。M SCIアジア太平洋指数はこのままいけば、ここ2年余りで最も低い 水準で取引を終える。欧州債務危機の解決策をめぐって政策担当者の 意見が対立し、輸出業者や銀行の先行き不透明感が強まった。

売り上げの5分の1を欧州で稼ぐ韓国のサムスン電子は2.5%安。 売上高の8割余りを海外に依存するホンダは4.1%下げた。三菱UF Jフィナンシャル・グループは3.5%安。原油・金属相場安を受けて、 三菱商事も6.7%値下がりした。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時1分現在、前日比

1.6%安の108.37。このままいけば終値は、2009年7月以来の安値と なる。ゴールドマン・サックス・グループが、日本を除くアジア企業 の利益の伸び率見通しを下方修正したことも、相場を押し下げる要因 となった。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・ オリバー氏(シドニー在勤)は「欧州がリセッション(景気後退)に 追い込まれつつあり、信用市場の悪化が続いている。それが輸出需要 を減らし、アジアの経済成長に悪影響を及ぼすだろう」と述べた。

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