米VIX、7~9月は過去最大の上昇-40突破で株価反発を示唆か

米国株オプションの指標であるシ カゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX) は7-9月(第3四半期)に過去最大の上昇を記録し、40を突破した。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、VIXは7-9月 に160%上昇し、42.96となった。一方、S&P500種株価指数はこの 間14%下落と、2008年以来で最大の下げを記録した。ブルームバーグ のデータは、VIXが40を超えて終了すると次の3カ月間はS&P 500種が平均で3.2%上昇してきたことを示している。

欧州の債務危機が3年間で2回目の世界的なリセッション(景気 後退)をもたらすとの懸念から米国株は7-9月に前例のない変動を 繰り返した。ブルームバーグのデータによると、VIXは7-9月の 平均も30.6と09年以後で最も高くなった。

ウェルズ・キャピタル・マネジメントのチーフ投資ストラテジス ト、ジェームズ・ポールセン氏は「非常に高水準のVIXは投資家が あきらめ、市場から離れたことを示唆している。参入するには実に良 い時期だ」と指摘。「VIXの急上昇はパニックに近い弱気心理が急拡 大していることを示すが、それは良い買い時でもある」と述べた。