アジア勢の9月米自動車販売、日産が好調-トヨタとホンダは苦戦

9月の米自動車販売は、アジア勢 では日産自動車が好調だった。トヨタ自動車とホンダは販売店への十 分な供給になお腐心している。

日産の販売台数は前年同月比25%増となり、アナリスト予想を 上回った。一方、トヨタはハイブリッド車「プリウス」やピックアッ プトラック「タンドラ」の供給不足が響き、17%減少。ホンダも 8%落ち込んだ。韓国のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車) と起亜自動車は販売が増加したが、市場予想には届かなかった。

自動車業界調査会社エドマンズ・ドット・コムのアナリスト、ジ ェシカ・コールドウェル氏は日産について、「前年同月比だけでなく、 前月比でも販売が増加した。これは容易なことではない。トヨタとホ ンダに比べて在庫面で順調で、積極的にそれをアピールしている」と 指摘した。

トヨタとホンダは大震災に伴う部品不足で生産が5カ月間にわた って停滞した後、北米工場で生産を拡大したが、販売は減少した。一 方、日産は部品供給業者への震災の影響が比較的少なく、日本から出 荷される重要部品不足が競合他社に比べて軽微だった。同社は北米工 場が6月からフル稼働に戻ったと説明している。

日本と韓国の自動車メーカーは9月の販売台数が計44万5891 台と、前年同月比0.9%増加。ただ米自動車業界全体の伸び(9.9%) は下回った。米ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード、モーター、 クライスラー・グループはそれぞれ20%、9%、27%増加した。