VIX指数が8週間ぶり高水準、S&P500種2.9%安-欧州債務危機で

米国株オプションのベンチマーク とされる指数が3日、8月8日以来の高水準に上昇した。欧州当局者 が債務危機を収拾できていないとの見方から米株式相場が下落したこ とが背景。

シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数 (VIX)は3日、5.8%上昇し45.45を付けた。S&P500種株価 指数は前週末比2.9%安の1099.23。ギリシャが2012年の赤字目標 を達成できない見通しを受け、ユーロ圏財務相が債務危機から銀行を どう守るか、域内救済基金をどう拡大するかを協議する中、ボラティ リティを示す指数は世界中で上昇した。

スタットランド・エクイティーズのVIXオプショントレーダー のルーク・ラーバリ氏は、市場参加者が「相場に依然として神経質に なっている」と述べ、「不安感が強まっており不確実性があるため、 VIXはますます上昇を続けている」と指摘した。

VIXは8月8日に2年5カ月ぶりの高水準の48で終了。その 後も過去21年の平均の20.46を上回る状態が続いている。