NY原油(3日):続落、約1年ぶり安値-ギリシャ債務不履行を警戒

ニューヨーク原油先物相場は続 落。約1年ぶりの安値となった。ギリシャがデフォルト(債務不履行) に陥り、世界経済成長の減速や燃料消費の減少を招くとの懸念が高ま った。

ルクセンブルクで開催されているユーロ圏財務相会合では、救済 基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の規模拡大をめ ぐって意見が分かれた。同会合はギリシャが十分な措置を講じたかど うかを話し合うことが目的。9月の米ISM製造業景況指数が上昇を 示すと、原油は下げ渋る展開となった。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨーク) のブローカー、トム・ベンツ氏は「ギリシャや欧州に関する懸念が引 き続き原油を圧迫している」と指摘。「市場は依然として需要を懸念 しており、欧州での出来事が需要にどう影響を及ぼすのか心配してい る。米経済指標はやや楽観的な内容だった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前 営業日1.59ドル(2.01%)安の1バレル=77.61ドルで終了。終 値では昨年9月28日以来の安値となった。年初からは15%の値下 がり。