欧州株:続落、債務危機への懸念-リオ・ティントやコメルツ銀が安い

3日の欧州株式相場は続落。債 務危機の深刻化で成長が抑制されるとの懸念が強まった。ストックス 欧州600指数は、四半期ベースで2008年以来の大幅安となった第 3四半期(7-9月)の流れを受け継いだ。

英・オーストラリア系の鉱山会社、BHPビリトンとリオ・ティ ント・グループは下落。銅相場がロンドン市場で一時1年2カ月ぶり の安値に下げたことが影響した。ドイツのコメルツ銀行とフランスの ソシエテ・ジェネラルを中心に銀行株も安い。ドイツの自動車メーカ ー、BMWは1年ぶりの安値となった。

ストックス欧州600指数は前週末比1.1%安の223.62で終了。 第3四半期は17%安と08年第4四半期(10-12月)以来で最大の 下落となっていた。

バンク・サラシンのチーフストラテジスト、フィリップ・ベアト シ氏(チューリヒ在勤)は「今後1、2カ月内に何らかの行動が取ら れる必要がある。さもなければリセッション(景気後退)回避は手遅 れとなろう」と指摘。「市場に積極参入し、みすみす危険を冒すのは 時期尚早だ」と述べた。同氏は株式の投資判断を「アンダーウエート」 としている。

この日の西欧市場では、18カ国中アイルランドを除く17カ国 で主要株価指数が下落した。

BHPビリトンは1.6%安の1710ペンス、リオ・ティントは

2.4%安の2819.5ペンスでそれぞれ終了。ロンドンの銅相場は一時

5.5%安の1トン当たり6635ドルと、昨年7月以来の安値となった。 コメルツ銀行は7.3%安の1.76ユーロ。ソシエテ・ジェネラルは

5.2%下落の18.97ユーロ。BMWは5.7%下げて47.12ユーロ。

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