ノーベル医学生理学賞はホフマン氏ら3人に-スタインマン教授は死亡

2011年のノーベル医学生理学 賞はジュール・ホフマン教授とラルフ・スタインマン教授、ブルー ス・ボイトラー教授の3人が受賞した。体内の免疫システムが感染を どのように認識し、いかにして防御体制に入るかを示した研究が評価 された。スウェーデンのカロリンスカ研究所が3日、発表した。

同発表によると、ホフマン、ボイトラー両教授は微細な異物が体 内に侵入した際に最初の防御作用が働く仕組みを説明するのに役立つ 遺伝子変異を研究した。スタインマン教授は防御のメカニズムを制御 し調整する細胞の研究が受賞理由となった。ただ、同教授は9月30 日に死亡している。

3教授らの研究は、感染症に効くより良いワクチンやがんに対し て免疫システムを利用する新薬の開発につながる基礎を築いたという。

68歳で死亡したスタインマン教授はカナダ出身だった。ルクセ ンブルク生まれのホフマン教授はフランスのストラスブール大学で 2009年まで研究所を率いていた。シカゴ生まれのボイトラー教授は 現在、米スクリプス研究所に在籍している。