元モルガンS・MUFGのキンモント氏、日本重視のファンド開始へ

モルガン・スタンレーMUF G証券を7月に退社したアレクサンダー・キンモント氏は、日本に 重点を置くヘッジファンドを始める計画だ。同氏は2002年に「日 本の非重要性」というリポートを発表していた。

日本株ストラテジー担当マネジングディレクターだった同氏は 現在、マイルストーン・アセット・マネジメントを率いている。同 社は現在、ロング(買い持ち)戦略に絞ったファンド1本を顧客に 提供しているが、月内にロング・ショート(買い持ち・売り持ち) のヘッジファンドを追加する方針だという。同氏が詳細には触れず に明らかにした。

キンモント氏は3日の電話インタビューで、「日本は数十年ぶ りに割安となったのでファンドを開始することにした」と述べた。 「資金集めの環境は極めて厳しいが、経験によれば資金集めが難し いときは通常、魅力的なリターンの投資ができる」と説明した。

同氏は日興シティグループ証券に在籍していた02年12月、日 本は「デフレについての実験の場として以外は」投資家にとって重 要性がないと指摘したが、09年4月にモルガン・スタンレーで発表 したリポートでこの見方を撤回した。「日本の重要性」と題したリ ポートでは緩和的な財政および金融政策によってデフレが終えんし 企業利益が増える可能性があるとしていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE